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虫さされ

【ムヒアルファSⅡ】を徹底解説!

ヤブ蚊・ダニなどによるはれ・赤みをともなう虫さされ・かゆみに ムヒアルファSⅡ

池田模範堂のヤブ蚊・ダニなどによる赤くはれるかゆみに効く「ムヒアルファSⅡ」が2015年4月から全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで販売されています。

かゆみ止め成分のジフェンヒドラミン塩酸塩を2倍に増量し、「ムヒアルファS(販売名:ムヒアルファS1)」から改名されました。

実際に使用した感想(効果)や配合されている成分など、「ムヒアルファSⅡ」について解説していきます。

【赤くはれる 虫さされ・かゆみにすばやく効く】ムヒアルファSⅡ

ムヒアルファSⅡ

● すばやさにこだわった「瞬感処方」です。

ヤブ蚊・ダニなどによる赤くはれる虫さされやかぶれ、しっしんは、①かゆみ原因物質の放出、②炎症の発生、③かゆみ神経の興奮が原因で起こります。

ムヒアルファSⅡ」は、炎症によく効く抗炎症成分(デキサメタゾン酢酸エステル)に、すばやくかゆみをおさえる成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩)、スーッとする清涼感を与え、かゆみをしずめる成分(l-メントール、dl-カンフル)を配合し、すばやさにこだわった瞬感処方で、かゆい皮ふ症状を元からしっかり治療します。

抗炎症成分
デキサメタゾン酢酸エステルが、かゆみ、はれ・赤みの原因である「炎症」の元にしっかり効きます。
かゆみ止め成分
ジフェンヒドラミン塩酸塩が、かゆみ原因物質(ヒスタミン)のはたらきをブロックし、かゆみをすばやくおさえます。
清涼感成分
l-メントール、dl-カンフルが、スーッとする清涼感を与え、かゆみ感覚をすばやくしずめます。

● かぶれやしっしんにも効く、使用感の良いクリームです。

  • 虫さされだけではなく、アレルギー性のかぶれやしっしんの治療にも適したクリームです。
  • べたつかず白く残らない、サラッとしたクリームです。

効能・効果

虫さされ、かゆみ、しっしん、皮ふ炎、かぶれ、じんましん、あせも、しもやけ

用法・用量

1日数回、適量を患部に塗布してください。

使用開始目安年齢は6ヵ月以上です。

<用法・用量に関連する注意>
● 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。なお、本剤の使用開始目安年齢は生後6カ月以上です。
● 目に入らないように注意してください。万一目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合(充血や痛みが持続したり、涙が止まらない場合等)には、眼科医の診療を受けてください。
● 本剤は外用にのみ使用し、内服しないでください。

成分・分量(100g中)・働き

成分 分量 働き
ジフェンヒドラミン塩酸塩 2.0g かゆみ原因物質のはたらきをブロックする。
デキサメタゾン酢酸エステル 25mg かゆみ、はれ・赤みの原因である炎症の元に作用するステロイド性抗炎症成分。
l-メントール 3.5g 清涼感を与え、かゆみ感覚をしずめる。
dl-カンフル 1.0g 清涼感を与え、かゆみ感覚をしずめる。
クロタミトン 5.0g かゆみをしずめる。
グリチルレチン酸 0.2g 生薬由来成分で、かぶれなどの炎症をしずめる。
イソプロピルメチルフェノール 0.1g 殺菌作用がある。
添加物
エデト酸Na、アジピン酸ジイソプロピル、カルボキシビニルポリマー、ステアリルアルコール、トリイソオクタン酸グリセリン、1,3?ブチレングリコール、ベヘニルアルコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ステアリン酸グリセリン、ジイソプロパノールアミン、リン酸水素Na、ポリプロピレングリコール
<ムヒアルファSⅡに配合されているステロイド成分について>
虫さされ、かゆみの治療には、かゆみをすみやかにしかもしっかりおさえ、かきこわし等による悪化を防ぐことが重要です。ステロイド成分は、虫さされ等によるアレルギー性の炎症をおさえますので、主にかゆみの長期化と悪化の回避に有効にはたらきます。特に、ヤブ蚊やダニ、ノミなどによるかゆみには、ステロイド成分が適しています。
ステロイド成分による副作用は、皮ふが薄い顔や首等にあらわれやすく、顔の場合は、お酒を飲んだ時のように赤ら顔になることがあります。これらは、主に長期継続使用した場合に発生します。ムヒアルファSⅡに配合されているデキサメタゾン酢酸エステルは、作用緩和なステロイド成分ですので、虫さされ等小さな患部に短期間使用する場合には副作用はほとんどありません。同じ部位に継続して使う場合は、顔には2週間以内、その他の部位は4週間以内を目安にしてください。
早めに使って早めに治すことが、ステロイド成分配合剤の上手な使い方です。

製造販売元

株式会社池田模範堂

リスク区分

指定第2類医薬品

剤型・形状

べたつかず白く残らない、サラッとしたクリーム

包装単位・メーカー希望小売価格

内容量 希望小売価格
15g 880円

ムヒアルファSⅡの特長

ムヒアルファSⅡはこんな虫さされなどにお使いください。
イエ蚊
ヤブ蚊
ダニ
すばやさにこだわった「瞬感処方」です。
かゆみ止め成分ジフェンヒドラミン塩酸塩を2倍に増量し、瞬感力をさらに高めました。(池田模範堂従来比)
かぶれや湿疹にも効きます。
虫さされだけでなく、アレルギー性のかぶれや湿疹の治療にも適したクリームです。
使用感の良いクリームです。
べたつかず白く残らない、サラッとしたクリームです。

手当てのポイント

  • ☆患部を清潔にしてから塗布してください。
  • ☆赤くなってはれが大きい場合は、氷や水で冷やしてください。
  • ☆患部をかきむしらないでください。かきむしると症状が悪化し、あとが残ることがあります。
    早い対処で、かゆみや炎症をおさえることが大切です。

子供が誤ってムヒアルファSⅡを口にした場合

  • ①まず、口の中の物をふき取ってあげてください。
  • ②少しなめた程度では影響はありません。ただし、たくさん口にすると眠気があらわれることがあります。
  • ③1時間ほど様子をみて、呼吸などに異常がある場合は、医師に診てもらってください。

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)

1.次の部位には使用しないでください

水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部。

2.顔面には、広範囲に使用しないでください

3.長期連用しないでください(目安として顔面で2週間以内、その他の部位で4週間以内)

相談すること

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

  • 医師の治療を受けている人。
  • 妊婦又は妊娠していると思われる人。
  • 薬などによりアレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人。
  • 患部が広範囲の人。
  • 湿潤やただれのひどい人。

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

関係部位 症状
皮ふ 発疹・発赤、かゆみ、はれ、かぶれ、乾燥感、刺激感、熱感、ヒリヒリ感
皮ふ(患部) みずむし・たむし等の白癬、にきび、化膿症状、持続的な刺激感

3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

ムヒアルファSⅡのよくある質問(Q&A)

Q1 ムヒアルファSⅡは何才から使用できますか?
生後6カ月以上を目安にご使用いただけます。
Q2 ムヒアルファSⅡにはステロイドが入っていますが、大丈夫ですか?
ステロイド成分(外用副腎皮質ホルモン剤)は、炎症に対して非常によく効く薬ですが、使い方を誤ると副作用の心配があります。
使用上の注意として「長期連用しないでください」と表示していますが、同じ部位に続けて使う場合は、顔では2週間、その他の部位では4週間以内を目安にご使用いただければ副作用の心配はほとんどありません。
ムヒアルファSⅡと液体ムヒS2aに配合されているステロイドはデキサメタゾン酢酸エステルというものです。
ステロイドは強さによって5段階に分けられていますが、一番弱いランクに該当しているものです。
Q3 ムヒアルファSⅡをダニ刺されに使用してよいですか?
ご使用いただけます。
ダニ刺されによる腫れ、赤み及びかゆみには、1日数回かゆいときに塗ることで効果が期待できます。
掻きむしりを予防し、有効成分のデキサメタゾン酢酸エステルが腫れ、赤みをしずめます。
Q4 ムヒアルファSⅡは顔に使ってよいですか?
顔にもご使用いただけます。
ただし、スーッとする成分を含みますので、眼の周りや口の周りには使わないでください。
なお、ステロイド成分を含みますので同じ部位に続けて使う場合は、2週間を目安にしてください。
Q5 製品を使い始めるとき、アルミのシールをどのように開ければよいでしょうか?
キャップを逆さまにして、先端にある突起をアルミのシールに押し当ててください。
※ムヒアルファSⅡチューブはムヒアルファEXと同タイプのものを採用しております。
Q6 ムヒアルファSⅡを開封した後はどのくらい使用できますか?
使用期限内であれば開封後は6カ月を目安にご使用いただけます。
Q7 ムヒアルファSⅡとムヒアルファEXとの違いは何ですか。どう使い分ければよいですか?
配合されているステロイド成分の抗炎症作用の強さが違います。刺された虫や症状によってお選びください。
症状がひどい人や長引きやすい人にはムヒアルファEXをおすすめします。
Q8 ムヒアルファSⅡはどれ位長く使ってよいですか?
2~3日使って症状が改善されているようでしたら、しばらく使ってみてください。
ステロイド成分を含みますので、目安として顔には2週間、顔以外の部分には4週間までの使用でお願いします。
症状が長引く場合には、早めにお医者様に診ていただいてください。※説明文書をお読みください。
Q9 ムヒアルファSⅡのチューブから空気が出てきた。中身はちゃんと入っているのか?
すべての製品で重量を複数回にわたりチェックしておりますので、表示量は間違いなく入っています。
チューブのお尻にクリームが付くと、そこから染み出して漏れ出てしまうので、それを防ぐため、空間をとっております。その余分な空間がご使用時に空気となって出てくることがあります。
ご使用される際は、チューブのお尻から徐々に押し出して、クリームの量を調節してご使用ください。
Q10 ムヒアルファSⅡをハチに刺された症状に使ってよいですか。効果はどうですか?
ハチ刺されでは、腫れ、赤みが強く起こる場合が多く、ムヒアルファSⅡでは症状を抑えきれない場合もあります。できるだけこまめに塗り、氷水で冷やしてください。
また、スズメバチ、アシナガバチではアナフィラキシーショックを起こす場合がありますので、気分が悪くなる、呼吸が苦しくなる、めまいがする場合には、救急車を呼ぶなど、一刻も早く医師の手当を受けてください。
〔アナフィラキシーショックは刺されて数分~15分までに起こることが多い〕
Q11 ムヒアルファSⅡは妊娠中でも使えますか?
かゆみ止めの塗り薬は吸収される量はわずかなので妊娠中でもご使用いただけます。特に虫さされなど範囲が部分的で、期間も短い場合は大丈夫です。
ただし、広い範囲に使われる場合や症状が長引く場合は、念のためお医者様にご相談ください。
Q12 ムヒアルファSⅡは授乳中でも使えますか?
かゆみ止めの塗り薬は授乳中でもご使用いただけます。
Q13 ムヒアルファSⅡを塗ったところが白くなってしまいました。
有効成分のデキサメタゾン酢酸エステルには毛細血管収縮作用があり、塗った部位が一時的に血液の流れが少なくなるため白く見えるもので心配ありません。
使用をやめると白くなった状態はほとんどの場合1~2日で回復します。

ムヒアルファSⅡについてのまとめ

『ムヒアルファSⅡ』はイエ蚊、ヤブ蚊、ダニなどの虫さされにすばやく効くかゆみ止めです。

虫さされだけでなく、アレルギー性のかぶれや湿疹の治療にも適しており、べたつかず白く残らない、サラッとした使用感のクリームです。

『ムヒアルファSⅡ』は、従来品である「ムヒアルファS1」よりも、かゆみ止め成分のジフェンヒドラミン塩酸塩を2倍に増量し、リニューアル(改名)しているので、さらに優れた効果が期待できます。

子供(生後6カ月以上を目安)~大人まで幅広い年齢層に使うことができ、かぶれや湿疹にも効き目があるので、赤ちゃんのオムツかぶれや子供の搔きむしりを防ぐのにも使えるため、とても人気のある医薬品です。

私は、虫さされに関係なく、かゆみを伴う湿疹やかぶれ、蕁麻疹などに『ムヒアルファSⅡ』をよく使用しています。

塗ってから数分経つと、かゆみが軽減されていき、気付いた頃には治っていることが多いと思います。

したがって、我慢できないつらいかゆみに十分効果があり、搔きむしりを予防するのにもおすすめのかゆみ止めです。

液体タイプのかゆみ止めよりも即効性は劣りますが、効き目が持続するメリットもあるので、症状によって使い分けるのも良いと思います。

一応、『ムヒアルファSⅡ』は顔にも使えると記載されていますが、目の周り(特に瞼)や口の周りなどのデリケートな部分に使うのは避けましょう。

特にステロイド成分はニキビとの相性が悪く、ニキビや吹き出物に使用すると、治すどころかむしろ悪化してしまう恐れがあるので、ニキビや吹き出物への使用はやめましょう。

また、『ムヒアルファSⅡ』で症状が改善されないときは、市販薬の中でも最強クラスの「ムヒアルファEX」がおすすめです。

「ムヒアルファEX」は、『ムヒアルファSⅡ』よりも強力なステロイド成分を配合しているので、高い効果が期待できます。

仮に「ムヒアルファEX」を使用しても症状が改善されない場合は、市販薬で治すことが難しいと考えられます。

そのため、市販薬を転々と変えるよりも皮膚科などの専門医を受診して、より強力なステロイドで一気に治す方が良いと思います。

症状が悪化したり、湿疹などが傷跡になって残ってしまうと、それらを治すための時間が非常にかかるので、早い段階で適切な治療を行うことが重要です。

虫さされ、かぶれ、湿疹などの肌トラブルは、ひどくなってしまう前に、早めに対処するようにしましょう。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
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