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虫さされ

【マキロンパッチエース】を徹底解説!

マキロンパッチエース

第一三共ヘルスケアの虫さされによるかゆみや、気になる赤みを鎮めるとともに、かきこわしを防ぐかゆみ・虫さされ用薬「マキロンパッチエース」が2017年3月13日(月)に大人向けの新パッケージデザインとなり、全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで発売されました。

2017年5月下旬から放映するTV-CMをはじめとしたプロモーションを展開し、大人の方にも貼るかゆみ止めの特徴を伝えていく予定となっています。

実際に使用した感想(効果)や配合されている成分など、「マキロンパッチエース」について解説していきます。

【赤くはれた虫さされのかゆみを鎮める】マキロンパッチエース

マキロンパッチエース」は、OTC医薬品(市販薬)において、優れた抗炎症作用をもつステロイド成分「デキサメタゾン酢酸エステル」を配合した唯一の貼るかゆみどめです。

虫さされによる赤くはれたかゆみを鎮めると同時に、患部を覆うことにより、痕が残る原因となるかきこわしを防ぎます。

さらに、水にぬれてもはがれにくい、患部にぴったりフィットするパッチ剤で、無色透明(半透明)で目立ちません。

効能・効果

虫さされによるかゆみ

用法・用量(使用法)

1日1~3回患部に貼って下さい。

用法・用量(使用法)に関する注意

  • 使用法を厳守して下さい。
  • 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。
  • 外用にのみ使用して下さい。
  • 汗をかいたり、皮膚がぬれているときは、よくふき取ってから使用して下さい。
  • 数時間使用してかゆみがなくなれば、本剤をはがして下さい。
  • 同じ場所に長時間の使用はしないで下さい。

成分・分量(100g中)・働き

デキサメタゾン酢酸エステル:0.025g

かゆみや炎症をおさえる。

ジフェンヒドラミン:1.00g

かゆみをおさえる。

イソプロピルメチルフェノール:1.00g

殺菌作用がある。

トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE酢酸エステル):0.50g

血行促進作用により、皮膚の新陳代謝をよくする。

添加物

アジピン酸ジイソプロピル、メタクリル酸・アクリル酸ブチルコポリマー、BHT、l-メントール

本剤は、副腎皮質ホルモン(ステロイド)のデキサメタゾン酢酸エステルを配合しています。

販売元

第一三共ヘルスケア株式会社

製造販売元

救急薬品工業株式会社

リスク区分

指定第2類医薬品

剤型・形状

マキロンパッチエース 虫さされ専用の半透明パッチ

水につよく、ムレにくい半透明パッチ剤

包装単位・メーカー希望小売価格

24枚/500円(税抜)

大人も手に取りやすいデザインへ

マキロンパッチエース(かゆみちゃんパッケージ)

現在、貼るタイプのかゆみどめは、虫さされ用薬市場における構成比が拡大傾向にある※ 1 ものの、使用する方の多くはお子様です。

第一三共ヘルスケアが行った40代までを対象にした調査※ 2 によると、購入して使用したことがある15歳以上の割合は2%にとどまり、お子様向けのキャラクターが目立つ・恥ずかしい、といった声も少なくありません。

こうしたことから、マキロン貼るかゆみどめシリーズのラインアップ追加として、「マキロンパッチエース」のパッケージを大人も手に取りやすいデザインへ変えた新包装品を、従来品の「マキロンパッチエース(かゆみちゃんパッケージ)」に加え、2017年3月13日(月)から発売することとしました。

※1.2011年~2016年(各4月~9月)・第一三共ヘルスケア調べ

※2.2015年12月・第一三共ヘルスケア調べ(n=19,907)

マキロンパッチエースの特長

特長1

しつこいかゆみに!

虫さされによるしつこいかゆみにすぐれた効果を発揮する「デキサメタゾン酢酸エステル」を配合しました。

特長2

気になる赤みに!

ステロイド成分配合で、虫さされによるかゆみや、気になる赤みを鎮めます。

特長3

かきこわし防止パッチ!

ぴったりフィットするパッチ剤で、かきこわしなどによる二次感染を予防します。

特長4

あとが残りにくい!

虫さされによるかゆみをおさえるとともに、かきこわしを防ぐことで、あとが残りにくくなります。

特長5

無色透明で目立たない!

半透明パッチなので、貼っていても目立たちません。

特長6

水につよくムレにくい!

エマルジョン製法と通気孔で、汗を吸収・放散するのでムレにくくなっています。

水にぬれてもはがれにくい、患部にぴったりフィットするパッチ剤です。

虫さされ・かゆみの基本的な手当の方法

STEP1

虫にさされたら

さされた部分に針などが残っている場合は、毛抜きなどで取りのぞき石けんをつけてよく洗いましょう。

ハチにさされた場合は、針を抜いた部分から必ず毒を吸い出しよく洗ってください。

STEP2

かゆみがある場合

パッチを台紙からはがし、1日数回患部に貼って、かゆみを抑えましょう。

マキロンパッチエースの強さ

ステロイド(副腎皮質ホルモン)外用薬は、薬ごとにそれぞれ強さでランク付けされています。

強さのランクは、5段階(I群~V群)に分類されます。

分類 強さ(ランク)
I群 strongest 最強
II群 very strong 非常に強力
III群 strong 強力
IV群 medium 中程度
V群 weak 弱い

マキロンパッチエース」に配合されているデキサメタゾン酢酸エステルはIV群に入るため、市販薬の中では最も効果が強いパッチ剤です。

マキロンパッチエースとマキロンかゆみどめパッチPの違い

マキロンかゆみどめパッチP

マキロンパッチエース」とマキロンかゆみどめパッチPは、配合されている有効成分に大きな違いがあり、患部の症状によって使い分けられます。

効能・効果、成分・分量・働き、特長など、それぞれの製品との違いを比較してみました。

マキロンかゆみどめパッチPの効能・効果

効能・効果
虫さされ、かゆみ、しもやけ

マキロンかゆみどめパッチPの効能・効果は「マキロンパッチエース」とほとんど変わりませんが、しもやけにも効き目があるとされています。

どちらも虫さされなどによるかゆみを抑えるとともにかきこわしを防ぎます。

マキロンかゆみどめパッチPの成分・分量(膏体100g中)・働き

成分 分量 区分 働き
ジフェンヒドラミン 1.0g 抗ヒスタミン剤 かゆみをおさえる。
グリチルレチン酸 0.5g 抗炎症剤 炎症をおさえる。
クロタミトン 5.0g 鎮痒剤 かゆみをおさえる。
イソプロピルメチルフェノール 1.0g 殺菌剤 殺菌作用がある。

マキロンかゆみどめパッチPには赤み・炎症を鎮める成分と2つのかゆみ止め成分、殺菌作用を持つ成分が配合されており、4つの有効成分が虫さされによるかゆみに効果を発揮します。

かゆみを抑える成分(クロタミトン)を「マキロンパッチエース」よりも多く含有していますが、ステロイド(デキサメタゾン酢酸エステル)を配合していないことから、かゆみや赤みを鎮める効果はマキロンかゆみどめパッチPの方が弱いと考えられます。

ただし、ステロイドを含有していないので、安全性が高く、小さな子供(1歳以上が目安)にも安心して使用できます。

小さな子供に使用するときや安全性を重視したい場合は、マキロンかゆみどめパッチPの方が適しており、かゆみや赤み(腫れ)などの症状がひどいときや患部への効き目を重視する場合は、「マキロンパッチエース」の方が適しています。

患部に化膿や出血などがあるときは、症状が悪化する恐れがあるため、どちらの製品も使用は避けてください。

また、症状がひどい(重い)場合、市販薬では治すことが難しいので、早めに専門医を受診するようにしましょう。

マキロンかゆみどめパッチPの特長

マキロンかゆみどめパッチPは「鎮痒・抗炎症・殺菌」の3つの効果で、貼るだけでかゆみを抑えます。

マキロンパッチエース」はデキサメタゾン酢酸エステル配合で、虫さされによるしつこいかゆみに優れた効果を発揮します。

どちらもかゆみを抑えてくれますが、赤くはれた虫さされ(ひどい炎症)に使用する場合は、ステロイド配合の「マキロンパッチエース」がおすすめです。

また、マキロンかゆみどめパッチPは、かわいい“ピカチュウ”のイラスト入りパッチなので、子供に人気のある製品(子供向け製品)です。

それに対して、「マキロンパッチエース」のパッケージを大人も手に取りやすいデザインへ変えた新包装品が発売されたことから、大人の方も貼るかゆみ止めが購入しやすくなりました。

使用上の注意

してはいけないこと

守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります

1.次の部位には使用しないで下さい。

  • 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部
  • 目の周囲、粘膜等
  • 傷口、湿潤(かきこわし)、ただれ、しっしん、かぶれ

2.顔面には、広範囲に使用しないで下さい。

3.長期連用しないで下さい。

相談すること

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

  • 医師の治療を受けている人
  • 妊婦又は妊娠していると思われる人
  • 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 患部が広範囲の人

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、この外箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ、はれ
皮膚(患部) みずむし・たむし等の白癬、にきび、化膿症状、持続的な刺激感、かぶれ、色素沈着

3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この外箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

マキロンパッチエースについてのまとめ

「マキロンパッチエース」はステロイド成分を配合し、赤くはれた虫さされによるかゆみを鎮めると同時に、患部を覆って、痕が残る原因となるかきこわしを防ぐかゆみ・虫さされ用薬です。

半透明なので、貼っていても目立たず、水につよく、ムレにくいパッチ剤です。

市販薬の中で、デキサメタゾン酢酸エステル(ステロイド)が配合されているパッチ剤は、「マキロンパッチエース」のみです。

抗炎症成分「デキサメタゾン酢酸エステル」が、虫刺されなどによるかゆみなど肌トラブルの原因である炎症をすばやく鎮めます。

また、同じパッチ剤である「マキロンかゆみどめパッチP」や池田模範堂の「ムヒパッチA」は、ステロイドが配合されていないことから、非常に安全性が高く、小さな子供にも安心して使用できます。

それに対して、「マキロンパッチエース」にはステロイドが配合されているので、炎症をすばやく鎮める優れた効果があります。

しかし、「マキロンかゆみどめパッチP」や「ムヒパッチA」よりも副作用などのリスクがあるため、特に小さな子供に使用するときは注意が必要になります。

貼付剤(パッチ剤)は皮ふに負担がかかるため、肌がしっかりしてくる1才以上を目安とされています。

私は虫刺されによる腫れだけではなく、湿疹や皮膚炎などにも「マキロンパッチエース」を使用しています。

「ムヒ」や「ウナコーワ」などのかゆみ止め薬を塗れば、すぐにかゆみを抑えることができますが、効き目の持続力が弱いので、時間が経つとまたかゆくなってしまいます。

しかも、夜寝ているときに無意識でかきむしってしまい、朝起きたら湿疹や皮膚炎などがひどくなっていることが何度もあり、なかなか症状が治らず悩んでいました。

「マキロンパッチエース」を湿疹に貼るだけで、我慢できないかゆみが緩和されて、かきむしりを防ぐことができ、患部が悪化しにくくなります。

ステロイドを配合していることで、湿疹の腫れやかゆみを鎮める効果が高く、症状をすばやく緩和してくれます。

そのため、湿疹や皮膚炎などの症状がそこまでひどくなければ、貼り始めてから1週間ほどで治すことができると思います。

私は湿疹ができてすぐ(悪化する前)に「マキロンパッチエース」を貼ったので、3~5日ほどで治すことができ、傷あとが残ることもありませんでした。

また、ステロイドが配合されていることから、長期連用すると副作用が起こりやすくなる恐れがあるので、1週間以上使用しないようにしてください。

「マキロンパッチエース」を使用しても症状が改善されない(悪化した)場合は、早めに専門医を受診して、適切な処置を受けるようにしましょう。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
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