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腰痛・関節痛・肩の痛み

【ロキソニンSテープ】を徹底解説!

ロキソニンSテープ ロキソニンSテープL

俳優・谷原 章介さんが出演しており、「肩に、腰に、貼るロキソニンS」のCMでもお馴染み!

第一三共ヘルスケアの肩・腰・関節・筋肉の痛みの芯まで直接浸透し、すぐれた効果を発揮する「ロキソニンSテープ」が2016年8月25日(木)に全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで新発売しました。

実際に使用した感想(効果)や配合されている成分など、「ロキソニンSテープ」について解説していきます。

【肩・腰のつらい痛みに】ロキソニンSテープ

ロキソニンSテープ」は、すぐれた鎮痛消炎効果をもつ医療用成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を、医療用と同量配合した外用鎮痛消炎薬です。

ロキソプロフェンナトリウム水和物について

ロキソプロフェンナトリウム水和物は、第一三共株式会社が創製した非ステロイド性鎮痛・解熱・抗炎症成分(NSAIDs※)で、医療現場においてその有効性と安全性により30年にわたって広く使用されています。

痛みや炎症の原因物質が産生されるメカニズム自体を阻害することで、すぐれた鎮痛消炎効果を発揮します。

※非ステロイド性抗炎症薬 nonsteroidal anti-inflammatory drugs

外用薬においても、関節や筋肉などの患部において局所的に、内服薬と同等のすぐれた効果が認められています。

分類

OTC医薬品(要指導医薬品)

効能・効果

腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫

用法・用量

表面のライナー(フィルム)をはがし、1日1回患部に貼付して下さい。

用法・用量に関連する注意

  • 用法・用量を厳守して下さい。
  • 本剤は、痛みやはれ等の原因になっている病気を治療するのではなく、痛みやはれ等の症状のみを治療する薬剤なので、症状がある場合だけ使用して下さい。
  • ロキソニンSテープ:1日あたり4枚を超えて使用しないで下さい。
  • ロキソニンSテープL:1日あたり2枚を超えて使用しないで下さい。
  • 汗をかいたり、患部がぬれている時は、よく拭きとってから使用して下さい。
  • 皮膚の弱い人は、使用前に腕の内側の皮膚の弱い箇所に、1~2cm角の小片を目安として半日以上貼り、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等の症状が起きないことを確かめてから使用して下さい。
  • 15歳未満の小児は使用しないで下さい。

成分・分量(膏体100g中)・働き

ロキソプロフェンナトリウム水和物:5.67g(無水物として5g)

痛みの原因物質(プロスタグランジン)をすばやく抑え、すぐれた解熱鎮痛効果を発揮する。

添加物

スチレン・イソプレン・スチレンブロックコポリマー、ポリイソブチレン、水添ロジングリセリンエステル、BHT、l-メントール、流動パラフィン、その他2成分

剤型・形状

ロキソニンSテープ/テープL 患部に密着してはがれにくい伸縮性にすぐれたテープ剤

貼りやすく、はがれにくい密着&伸縮タイプ

  • 基剤が薄く、伸縮性と粘着力にすぐれているテープ剤
  • 肌に貼っても目立ちにくい、肌色(ベージュ色)
  • 清涼感のある、かすかなメントールの香り

包装単位・メーカー希望小売価格

ロキソニンSテープ(7cm × 10cm)

  • 7枚/980円(税抜)
  • 14枚/1,580円(税抜)

ロキソニンSテープL(10cm × 14cm)

7枚/1,580円(税抜)

ロキソニンSテープの特長

特長1

すぐれた鎮痛消炎効果をもつ医療用成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を医療用と同量配合。

特長2

肩・腰・関節・筋肉の痛みにすぐれた効き目。

特長3

痛みの芯まで直接浸透。つらい痛みにしっかり効く。

特長4

1日1回、密着&伸縮タイプ(微香性)

特長5

広範囲な部位に使いやすい、大判サイズ。(ロキソニンSテープL)

つらい痛みに効く

痛み・炎症は、体内で産生されるプロスタグランジンなどによって発生します。

すぐれた鎮痛消炎効果をもつ医療用成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は、アラキドン酸に酸素シクロオキシゲナーゼが作用するのを阻害し、痛みの原因物質であるプロスタグランジンの産生を抑制することで痛み、炎症の症状を抑えます。

痛みの発生メカニズムとロキソプロフェンナトリウム水和物の作用

ロキソプロフェンナトリウム水和物が痛みの芯まで直接浸透。

痛みの原因物質の産生を抑制。

痛み・炎症を抑える。

貼りやすく、はがれにくい

貼りやすい

谷間が広く、山が高い3分割フィルムなので貼りやすい

はがれにくい

伸縮性にすぐれたループ状ニットの支持体により、はがれにくい

目立ちにくい

肌色のテープ剤なので、患部に貼っても目立ちにくい

副作用に関する調査結果

臨床試験におけるロキソニンパップの副作用発現率は8.5%(91/1075例)で、その主なものは、そう痒、紅斑、接触性皮膚炎などの皮膚症状でした。

使用上の注意

してはいけないこと

守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります

1.次の人は使用しないで下さい。

  • 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、外用鎮痛消炎薬を使用してぜんそくを起こしたことがある人
  • 15歳未満の小児

2.次の部位には使用しないで下さい。

  • 目の周囲、粘膜等
  • しっしん、かぶれ、傷口
  • みずむし・たむし等又は化膿している患部

3.本剤を使用している間は、他の外用鎮痛消炎薬を使用しないで下さい。

4.連続して2週間以上使用しないで下さい。

(本剤は痛みを一時的におさえるものです。痛み等の症状が継続する場合には、使用を中止し、医師の診療を受けて下さい)

相談すること

1.次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談して下さい。

  • 医師の治療を受けている人
  • 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 妊婦又は妊娠していると思われる人
  • 高齢者
  • 次の診断(気管支ぜんそく)を受けた人

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい。

関係部位:症状

  • 皮膚:発疹・発赤、かゆみ、はれ、ヒリヒリ感、かぶれ、水疱、青あざができる、色素沈着
  • 消化器:胃部不快感、みぞおちの痛み
  • その他:むくみ

3.使用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、使用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい。

症状

下痢・軟便

4.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい。

(他の疾患の可能性があります)

痛み止め(内服薬)との併用は?

ロキソニンS内服薬シリーズイブシリーズバファリンシリーズなど、解熱鎮痛剤との併用は問題なくできます。

湿布(外用薬)からの薬の吸収は、内服薬と比べると10分の1程度になるので、過剰になってしまうこともなく心配いりません。

また、併用したことが原因で副作用が出やすくなったりする事はほとんどありません。

ロキソニンテープ(処方薬)との違いは?

ロキソニンSテープ」は、医療用成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を、医療用と同量配合しており、市販薬で「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を含むテープ剤が初めて発売されました。

ロキソニンSテープは「ロキソニンテープ50mg(処方薬)」と、ロキソニンSテープLは「ロキソニンテープ100mg(処方薬)」と、成分・分量・添加物・大きさが全く同じです。

今まで処方箋がないと手に入らなかった「ロキソニンテープ50mg/100mg」と全く同じものが、全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで購入できる※ようになりました。

薬剤師がいる店舗で、対面で情報提供・指導を受けて買う必要があります。

ロキソニンSテープの強さは?

医療用の成分を同量配合している湿布は、市販薬の中では非常に少なく、病院でよく処方されることが多い「モーラステープ(ケトプロフェン)」と比較すると、痛みや炎症を抑える効果が弱くなってしまいがちです。

ロキソニンSテープ」に配合されている「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は、すぐれた鎮痛消炎効果をもつ医療用成分であり、医療用と同量配合しているため、市販薬の中で最も強い外用鎮痛消炎薬と言えます。

ロキソニンSテープ」と同じくらいの強さを持つ市販薬の湿布では、痛みと炎症を抑える医療用成分「ジクロフェナクナトリウム」を、医療用と同量配合している「ボルタレンEXテープ/テープL」やOTC最高濃度2.0%配合した「フェイタスZαジクサス」が挙げられます。

湿布(外用鎮痛消炎薬)の強さについて

  • 弱い:サリチル酸メチル
  • 中程度:インドメタシン
  • 強力:フェルビナク
  • 最強:ジクロフェナクナトリウム、ロキソプロフェンナトリウム水和物

ロキソニンSテープのよくある質問(Q&A

【Q1】どのような種類・特徴がありますか?

A1】ロキソニンSテープ・テープL・ロキソニンSパップ・ロキソニンSゲルの4種類がございます。

すぐれた鎮痛・抗炎症効果をもつ医療用成分の「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を医療用と同量配合した外用鎮痛消炎薬です。

テープ・テープLは貼りやすくはがれにくい、パップはムレにくくかぶれにくい、ゲルは無色透明でのびがよく臭いも少ない製剤となっております。

【Q2】テープ、パップ、ゲルの使い分けを教えてください。

A2】ロキソニンSテープは基剤が薄く伸縮性にすぐれているので、関節などの可動部位への使用におすすめです。

その中でテープLは大判サイズとなりますので、特に腰などの広い患部での使用に適しています。

ロキソニンSパップは水分を多く含み冷感を与えるので、熱感を伴う症状(外傷後のはれ・痛み等)などへの使用におすすめです。

ロキソニンSゲルは貼付剤が貼りにくい部位(手・指先等)、目立つ部位(首筋等)などへの使用におすすめです。

【Q3】匂いはありますか?

A3】ロキソニンSテープ・テープLはかすかなメントールの香り、ロキソニンSパップはハッカの香り、ロキソニンSゲルはかすかなアルコールの香りがあります。

【Q4】ロキソニンSテープ、パップ、ゲルは何色ですか?

A4】ロキソニンSテープ・テープLはベージュ色、ロキソニンSパップは白色、ロキソニンSゲルは無色透明です。

【Q5】何歳から使えますか?

A5】15歳以上から使用出来ます。

【Q6】妊娠中、授乳中に使用してもよいでしょうか?

A6】妊娠中の投与に関する安全性は確立していません。

妊娠中の方、妊娠していると思われる方は、医師又は薬剤師にご相談のうえ使用下さい。

同様に授乳中の使用は避けて下さい。

やむ得ず使用する場合は授乳を避けて下さい。

【Q7】1日に何枚まで(ゲルは1日に何回まで)使用してもよいでしょうか?

A7】ロキソニンSテープは、1日1回を患部に貼付して下さい。

ただし1日あたり全身で4枚を超えて使用しないで下さい。

同様に、ロキソニンSテープL・ロキソニンSパップについても1日1回を患部に貼付して下さい。

ただし1日あたり全身で2枚を超えて使用しないで下さい。

ロキソニンSゲルは、1日3~4回、適量を患部に塗擦して下さい。

ただし1回あたり8cm(約2g)、1週間あたり50gを超えて使用しないで下さい。

また、使用部位をラップフイルムなどの通気性の悪いもので覆わないで下さい。

ロキソニンSテープについてのまとめ

ロキソニンSテープ

「ロキソニンSテープ」は、すぐれた鎮痛消炎効果をもつ医療用成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を医療用と同量配合しています。

手に入れるために処方箋が必要である「ロキソニンテープ50mg/100mg(処方薬)」と成分・分量・大きさ・添加物などが全く同じです。

そのため、薬剤師がいる店舗であれば、処方薬の「ロキソニンテープ」と同じものが購入できるようになり、整形外科(病院)に行く必要もないので、急に症状があらわれてしまっても、すぐに対処ができるようになりました。

「ロキソニンテープ」は、病院でよく処方されているため、湿布薬の中でも「モーラステープ」と並んで有名であり、使用したことがある方も多いと思います。

「ロキソニンSテープ」は「ロキソニンテープ」と同様に、肩や腰のつらい痛みを抑える効果がすぐれており、副作用も起こりにくい(安全性も高い)ことから、非常に使いやすい市販薬だと思います。

また、患部に貼ってから1時間以内(早ければ20分程)には効き目があらわれ、24時間以上も鎮痛効果が持続すると考えられており、即効性・持続性も期待できます。

さらに、1日1回の使用で効果を発揮するため、貼り替える必要もなく(手間もかかることなく)、非常に使い勝手が良い湿布薬です。

「ロキソニンSテープ」の最も気を付けなければいけない副作用として、テープを貼った部位にかぶれやかゆみ、湿疹などの異変があらわれたりします。

「ロキソニンテープ(処方薬)」の副作用が起こる発現率(頻度)は1〜2%とされており、決して高頻度ではないと考えられます。

テープを貼った部位の副作用を防ぐ(抑える)には、貼る部位を清潔に保つことや貼る部位を毎回変えることで、ある程度予防できるとされています。

処方薬の「ロキソニンテープ」は、患部から剥がした後も、効果がある程度持続すると考えられています。

「ロキソプロフェンナトリウム水和物」の血中の濃度推移から推測すると、12時間貼り続けてから剥がした場合は、血中の濃度が半分になるまで26時間かかるとされており、剥がした後も長く効果が持続することが想定されます。

「ロキソニンSテープ」の副作用(皮膚症状)が気になる場合は、1日中貼らずに半日程度で剥がす※と予防にもなり、鎮痛消炎効果もそんなに変わらないと考えられます。

※使用前に医師又は薬剤師に相談しましょう。

私は首・肩・腰が痛くなることが多く、処方薬の「ロキソニンテープ」や「モーラステープ」をよく使用しています。

「サロンパス」や「バンテリン」などの市販薬は、痛みを抑える効果が弱いので、つらい痛みに対しての効き目がほとんどないと思います。

従って、市販薬を使用することはほとんどなく、手間はかかりますが病院へ行き、処方箋を貰っていました。

実際に「ロキソニンSテープ」を使用した感想としては、処方薬の「ロキソニンテープ」と効き目も変わらず、患部に貼るとすぐにつらい痛みや炎症を鎮めてくれます。

また、「モーラステープ(ケトプロフェン)」のように「光線過敏症※」という危険な副作用が起こることもほとんどなく、日光に当たる部分に貼っても問題ありませんでした。

※湿布薬を貼ったまま紫外線を浴びると、貼った場所に発疹、腫れ、かゆみ、水ぶくれなどの症状があらわれます。

「ロキソニンSテープ」は、薬剤師による対面での情報提供を受けて、適正に使用しましょう。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)