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湿疹・皮膚炎

【オイラックスA】を徹底解説!

オイラックスA

第一三共ヘルスケアの「オイラックスA」は、子供からお年寄りまで家族みんなのかゆみや炎症に、すぐれた効果を発揮する鎮痒消炎薬です。

オイラックスA」の効果や特徴、副作用などについて解説していきます。

【家族みんなのかゆみに】オイラックスA

オイラックスA」は、湿疹・かぶれ・虫さされ・かゆみなどのつらい肌トラブルに効果を発揮する塗り薬です。

2つのかゆみ止め成分「クロタミトン」「ジフェンヒドラミン塩酸塩」がかゆみを抑え、すぐれた抗炎症効果を持つステロイド成分「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」が皮膚の炎症を鎮めます。

さらに組織修復成分「アラントイン」が傷ついた皮膚組織の修復をサポートします。

さまざまな肌トラブルに効果を発揮する5種類の成分に加え、殺菌剤「イソプロピルメチルフェノール」を配合しているので、患部を殺菌し、細菌の感染を防ぎます。

肌になじみやすく、ベタつかない伸びの良いクリーム剤で、子供からお年寄りまで使用できます。

赤ちゃんに使用する場合は、医師又は薬剤師に相談してください。

製品名

オイラックスA

効能・効果

しっしん、かぶれ、虫さされ、かゆみ、じんましん、しもやけ、皮膚炎、あせも

用法・用量

1日1~3回、適量を患部に塗布して下さい。

使用法に関連する注意

  • 使用法を厳守して下さい。
  • 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。
  • 目に入らないように注意して下さい。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗って下さい。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けて下さい。
  • 外用にのみ使用して下さい。

成分・分量(100中)・働き

成分 分量 働き
クロタミトン 10.0g かゆみをおさえる。
ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g
ヒドロコルチゾン酢酸エステル 0.25g 皮膚の炎症をしずめる。
グリチルレチン酸 0.5g
アラントイン 0.2g 皮膚の組織修復を助ける。
イソプロピルメチルフェノール 0.1g 殺菌作用を発揮する。
添加物
ステアリン酸マクロゴール、ステアリルアルコール、ワセリン、香料、グリセリン

成分・分量に関連する注意

塗布後ほてり(熱感)を感じることがありますが、ごく短時間のうちに消失します。

ヒドロコルチゾン酢酸エステルは、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の中で最も作用が緩和なランクに分類されています。

販売元

第一三共ヘルスケア株式会社

製造販売元

ジャパンメディック株式会社

リスク区分

指定第2類医薬品

剤型・形状

オイラックスA 白色のクリーム

白色のクリーム

包装単位・メーカー希望小売価格

包装 価格(税抜) JANコード
10g 800円 4987774263113
20g 1,400円 4987774263120
30g 1,900円 4987774263137

オイラックスAの特徴

特徴1

2つのかゆみ止め成分「クロタミトン」「ジフェンヒドラミン塩酸塩」配合で、つらいかゆみを素早く抑えます。

特徴2

「ヒドロコルチゾン酢酸エステル(ステロイド成分)」「グリチルレチン酸(抗炎症成分)」が湿疹・かぶれ等の皮膚の炎症を鎮めます。

特徴3

肌組織修復成分「アラントイン」が刺激に弱くなった皮膚の修復を助けます。

特徴4

殺菌剤「イソプロピルメチルフェノール」が患部を殺菌し、細菌の感染を防ぎます。

特徴5

のびが良く、微香性でベタつかず、使用感の良いクリーム剤です。

使用上の注意

してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)

1.次の部位には使用しないで下さい。

  • 次の部位(水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部)には使用しないで下さい。
  • 顔面には、広範囲に使用しないで下さい。
  • 長期連用しないで下さい。

相談すること

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

  • 医師の治療を受けている人
  • 妊婦又は妊娠していると思われる人
  • 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 患部が広範囲の人
  • 湿潤やただれのひどい人

2.使用後、次の症状が現れた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、製品の説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ、はれ、かぶれ、乾燥感、刺激感、熱感、ヒリヒリ感
皮膚(患部) みずむし・たむし等の白癬、にきび、化膿症状、持続的な刺激感

3.5~6日間位使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、製品の説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

オイラックスAのよくある質問(Q&A)

Q1 ステロイド外用剤はその薬効(臨床効果)の強さによって5群に分類されているのですか?

医師の薬剤選択の目安として5群分類されています。

「最も強い」から「弱い」までの5段階ですが、使用する部位、成分の濃度、軟膏やクリームの基剤の組成が異なると薬の効果に差が出ることも考えられるため、成分(主薬)だけで外用剤を評価分類することは難しいのが実状です。

例えば、「オイラックスA」に含まれているヒドロコルチゾン酢酸エステルは「弱い」の分類に入っています。

Q2 ステロイド成分を含んでいる外用剤の使用上の注意には「長期連用しない」と書いてありますが、長期とは何日位をいうのですか?

ステロイド剤を含んだ外用剤の長期連用の目安は約2週間です。

漫然と長期連用すると副作用があらわれるおそれがあるので、症状がよくなった場合は使用を中止し、症状がよくならない場合は皮膚科を受診するようにしてください。

一般にステロイド成分は強力な抗炎症作用をもっているので、通常数日から2週間程度で効果があらわれます。

Q3 皮膚外用剤の選び方、使い方のポイントはどんなことでしょうか?

皮膚病変と外用剤の剤形との組み合わせを適切に選択することが大切です。

皮膚外用剤には軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、ローション剤や液剤、粉末剤など多種類があります。

一般に、乾燥している患部には液剤・ローション剤・クリーム剤を、ジュクジュクしている患部には軟膏剤をおすすめしています。

Q4 ステロイド外用剤を使ってはいけない皮膚疾患がありますか?

ステロイド成分は病原微生物に対する皮膚の抵抗力を低下させ、症状をさらに悪化させるので、細菌(化膿している患部)、ウイルス(帯状疱疹、水ぼうそうなど)、真菌(水虫、たむし、カンジダ症など)などの感染による疾患には使わないようにしてください。

万一、使用し悪化してしまった場合には直ちに使用を中止して皮膚科を受診してください。

Q5 「オイラックスA」を夏場に車の中に置いていて、使おうとしたところ、水のようなものが出てきました。使用出来ますか?

夏場の車の中の温度は昼間ですと60℃以上になるといわれています。

このような温度環境でクリーム剤の乳化が壊れてしまい、水と油性成分に分離して水が出てきたと思われます。

性状が変化している場合は使用しないでください。

この製品だけでなく、薬は保存方法の記載がない場合でも直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。

Q6 「オイラックス」類に含まれている成分クロタミトンは疥癬(かいせん)に使用出来ますか?

疥癬には使用しないでください。

疥癬はダニの仲間のヒゼンダニが皮膚に寄生して起こる病気で、現在OTC医薬品で疥癬に効く薬は販売されていません。

なおステロイド成分を含有した薬は疥癬には使用禁忌です。

疥癬は人と人の直接接触あるいは寝具やこたつなどを通じた間接接触によりうつるため、早めに皮膚科医の診察を受けてください。

ニキビを治すことはできる?

オイラックスA」は、湿疹やかぶれなどのさまざまな肌荒れを改善する効果がありますが、ニキビへの使用はあまりおすすめできません。

そもそも公式サイトにおいて、ニキビに効能・効果があることを記載していないため、ニキビへの使用は推奨していません。

以前、赤ニキビに「オイラックスA」を使用してみましたが、ニキビの赤みを抑える効果はあるものの、完全に治すことはできませんでした。

赤みが目立たなくなるので、ニキビが治ったようにも見えましたが、根本から治療できていなかったため、すぐにニキビが再発してしまいました。

結局、皮膚科で処方してもらった「アクアチムクリーム1%」を1週間ほど使用することで、ニキビをしっかりと治せました。

あくまで個人的な意見(体験)ですが、ニキビを治療するときは、「オイラックスA」よりもニキビに特化した医薬品を使用する方がいいと思います。

処方薬のオイラックスはニキビに使える?

処方薬の「オイラックスHクリーム」や「オイラックスクリーム10%」は、医師が「ニキビを治療するために必要」と判断した場合、処方してもらえます。

医師の指示の下、処方してもらったのであれば、使用しても特に問題ないと考えられます。

しかし、ニキビを治療するために「オイラックスHクリーム」や「オイラックスクリーム10%」を処方してもらったことは、私の経験上一度もありません。

ダラシン」「アクアチム」「ゼビアックス」といった医薬品(抗生物質)を処方してもらい、ニキビを根本から治療していくケースが最も多いです。

抗生物質だけでは治せないほどニキビが悪化している場合は、ステロイドを配合している処方薬が出されることもありますが、担当医の判断次第なので皮膚科によって異なります。

ステロイドをニキビに使うと悪化する?

私はニキビや吹き出物、湿疹などの肌トラブルが頻繁に起こるので、よく皮膚科へ行きますが、湿疹を治療するときに限って「リンデロンVG」「マイザー」などのステロイドが処方されます。

ロコイド」や「キンダベート」は、デリケートな顔にも使える処方薬ですが、「ニキビがあるところには塗らないように」と言われ、処方されることが多いです。

皮膚科医の判断(考え方)は一人ひとり異なるため、何とも言えない部分はありますが、ニキビの治療にステロイドを使用するケースの方が少ないと思います。

ステロイドは炎症(腫れ・赤み)を鎮めるすぐれた効果を持つ反面、免疫を抑える作用があるため、アクネ菌などの細菌が増えやすい状態になり、ニキビができやすくなってしまいます。

そのため、ニキビがそこまでひどくないときにステロイドを使用すると、ステロイドが原因でニキビが増えたり、悪化するおそれもあります。

もちろん、皮膚科医はステロイドのリスクを十分把握したうえで、実際に症状を診てから処方するため、ステロイドを使用するように指示されたとしても特に心配いりません。

また、「オイラックスA」だけでなく、ステロイドを配合している市販薬は多数あるので、安易な自己判断で使用しないでください。

できてしまったニキビを治す方法

できてしまったニキビをセルフケアするときは、「ペアアクネクリームW」「アクネス25」といったニキビ治療薬を使用しましょう。

抗菌スペクトルが広い「ドルマイシン軟膏」や「テラマイシン軟膏」などの抗生物質も、ニキビや吹き出物に効果があるのでおすすめです。

これらの医薬品は、ドラッグストアや薬局などで購入できます。

ニキビができてしまったときは、効果的な医薬品を使用しながら、睡眠時間などの生活習慣を見直し、栄養バランスを考えた食事などを心がけ、体の内側からケアすることが重要です。

オイラックスAについてのまとめ

オイラックスA」は、子供からお年寄りまで家族みんなで使える塗り薬です。

6種類のすぐれた有効成分が湿疹・かぶれ・かゆみ・虫刺されなどのさまざまな肌トラブルに効果を発揮します。

ステロイド成分「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」に加え、抗炎症成分「グリチルレチン酸」も配合しているため、皮膚の炎症を鎮める効果が高いです。

ヒドロコルチゾン酢酸エステルは、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の中で最も作用が弱いランク「Week」に分類されています。

作用が強いランクのステロイドよりも副作用が起こるリスクが低いため、子供のデリケートな肌にも安心して使用できます。

抗炎症成分だけでなく、かゆみ止め成分も2種類配合しているので、炎症を鎮めるだけでなく、つらいかゆみを素早く抑える効果もあります。

私は虫刺されによる腫れ(赤み)やかゆみを治すために「オイラックスA」を使用したところ、2~3日ほどで症状を改善することができました。

塗るとすぐにかゆみが緩和されたので、掻きむしってしまうこともなく、かゆみを我慢しなくて済みました。

蚊に刺されたときの腫れ(赤み)は、かゆみほど早く治せませんでしたが、翌日にはだいぶ良くなってくれました。

ただ、さすがに1日で赤みを目立たなくなるするほどの効果はないので、少しでも赤みや腫れを改善したいのであれば、「オイラックスPZリペア」や「ムヒアルファEX」などの市販薬がおすすめです。

市販薬の中では、最強クラスのステロイド成分「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」を配合しているため、「オイラックスA」よりも炎症を抑える効果が期待できます。

また、「オイラックスA」は炎症やかゆみを改善するだけでなく、刺激に弱くなった皮膚組織の修復をサポートします。

ムヒ」「ウナ」といった虫刺され治療薬とは異なり、組織修復成分を配合しているため、掻きむしりなどによって傷ついた皮膚を修復してくれます。

赤みやかゆみだけでなく、掻き壊しの傷がある場合は、これらの塗り薬よりも「オイラックスA」の方が適しています。

湿疹・かぶれ・じんましん・あせもなどのさまざまな肌トラブルに効果を発揮するため、常備薬として購入するのもおすすめです。

しかし、作用が最も緩和なランクとはいえ、副作用が起こる可能性がある「ステロイド成分」を配合しているので、長期連用はしないでください。

オイラックスA」を5~6日間使用しても症状がよくならない(悪化した)場合は使用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。

特に湿疹やかぶれ、じんましんなどの症状が悪化してひどくなったときは、すぐに病院へ行きましょう。

症状が悪化しているにも関わらず、無理にセルフケアを続けてしまうと、さらにひどくなっていくおそれがあります。

湿疹やかぶれなどの肌トラブルは、症状がひどくなる前の早い段階で、適切な治療を行うことが重要です。

症状が悪化すればするほど、治すまでの時間や手間がかかり、最悪の場合は傷跡が残ってしまいます。

傷跡を残さずキレイに治すためにも、悪化する前にしっかりと治療しましょう。

この解説記事は登録販売者の監修の下、制作しています。
(監修:ひかり薬局編集長、登録販売者)
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